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2008/09/10

『八日目』

ちょっと 足を止めて 考えてみようかな、 っていう人には おすすめ映画 「八日目」。

ゆうべ 明日ブログに何かこうかな~と思いながら自転車を走らせていたら そうだ この映画はエンディングに賛否両論だけど さすがベルギー=フランス映画! ナイスでござる と思ったんだ と思い出したので紹介する。

八日目

レインマンもフォレストガンプもいいけれど(キライじゃないですよ) もう一度みたいのはこの映画。 考えさせられます。 だからこそベルギー=フランス映画なんだけれどもね。 

ドラマやクリエーションの中には一握りの真実があってほしいと願うわたしはやっぱり純文学派なんだろうなあ~ と思うんだけれども、これほどはっきりと米国型エンターティンメントと欧州型エンターティンメントの創作の方向性の違いを示した映画はないかなあ、と思う。 比較対象として ちょうど レインマンのフォレストガンプのっつうもんがあるしねえ。

だから 拒否反応を起こす人のなかには、この映画のなかのリアリティを描写した部分に触れると ファンタジーが壊れたといって怒る人もいるらしいのよ。 現実に引き戻されてしまって 映画のなかに入れなくなってしまった、と。 映画はあくまでファンタジーで 作りものであって欲しいと。

でも どうなんだろうねえ…… わたしはちっとも現実に引き戻された感じはしなかったし 好きだったけどなあ (というよりこの映画のなかのファンタジーのシーンのほうが苦手だったぜ(笑))。 

だけどさ いつまでも心に残る映画ってステキじゃないですか。 死ぬ前にもう一度見て 考えたいなあ、と思える映画もステキ。 そういう映画が世の中に一本でも多ければ それもステキ。 

思うに ハリウッド型の 視聴しているあいだは楽しくて あとにはなにも残さない という創作物というのは 忙しい現代人のためのものなのかなあ という気がする。 

忙しい忙しい現代人になる気がないわたしにとっては 欧州型の映画の方が いろいろと考えさせられたり もう一度見たいなあと思えたりして どちらかといえば深いなあと思うので好もしいわけ。

わたしは この映画は キライだという人とは反対に非常にロマンがあると思って見ていた。 現実のリアルの制作の現場にしても 物語にしても ロマンじゃないですか。 エンディングは賛否両論ですが おかげさまで わたしにとっては忘れられない 深い深い映画になっている。

もう一度あの主人公に会いたいと思ってもらえるエンディングを考えたのだという監督の狙いは わたしに限ってはあたっている。 思い出すたびに ひとつひとつのシーンが ある種の情感を持ってなまなましくよみがえってくる映画なのですよこれは。

ま 忙しい現代人用に ハリウッド的ペーパーバック的ジャンクフード的売れ線的エンターティメントが存在しているのだとするならば 欧州型の映画って もしかしたら 「生活は奴隷にさせておけ」 ってのが根本にあるのかもしれないなあ~とも思ったりして(笑) ま ご都合主義じゃないだけ 視聴者を能天気な気分にさせてはくれないだけ バカ売れする映画じゃないことは確かですな(笑) 

ま 興味があったら 時間があるときにでも見てちょーだいな

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